脊椎脊髄病センター

 脊椎脊髄病センター専門外来では日本整形外科学会認定医、 認定脊椎脊髄外科指導医(森下益多朗、味八木二郎 、船戸貴宏、石原陽平) が診療、手術にあたっており、このうちの内視鏡下技術認定医の森下益多朗(内視鏡下技術認定医2種)、味八木二郎(内視鏡下技術認定医2種)、船戸貴宏(内視鏡下技術認定医3種)により幅広い内視鏡下脊椎手術に対応できる体勢を整えております。

 当センターでは頸椎から腰椎までに至る全脊椎における脊椎・脊髄外傷や各種脊椎・脊髄の病気に対して最新鋭のMRI、CTを駆使した精密な診断の元に手術的治療を行い(年間240例)、良好な成績を治めています。特に、腰椎椎間板ヘルニアに対する最小侵襲手術法であるPercutaneus Endoscopic Discectomy(PED(ペド)法:経皮的内視鏡下椎間板摘出術)から腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症に対するMicro Endoscopic laminectomy(MEL(メル)法:内視鏡下椎弓切除術)を数多く行っています。さらに、これらの最小侵襲手術に加えて胸腰椎性後弯・側弯症、腰椎高度すべり症に対して椎弓根スクリュウを用いた矯正固定術まで幅広く対応しております。

PED法

PED法(Percutaneus Endoscopic Discectomy:経皮的内視鏡下椎間板摘出術)は内視鏡下技術認定3種の適応手術で腰椎椎間板ヘルニアに対して外径8mmの内視鏡下に各種道具を用いて経皮的(皮膚切開しない方法)に直接ヘルニアを摘出することが可能な最小侵襲手術法です。通常は局所麻酔で行い、術後3時間で歩行、日帰り手術も可能です。通常は2〜3日の入院で社会復帰も1週間以内と早期です。


MED法

内視鏡下脊椎手術法

MED法(Micro Endoscopic Disectomy:内視鏡下椎間板摘出術)は内視鏡下技術認定2種の適応手術で、皮膚切開を加えて外径16〜18mmの円筒を挿入し、内側に設置された3〜4mmの内視鏡カメラを通した画像をモニターを見ながらヘルニアを摘出する手術法です。遊離して移動したヘルニアや巨大なヘルニアなど全てのタイプに適応できます。全身麻酔で行い、翌日より歩行を開始し、1週間の入院で退院できます。


MEL法

MEL法(Micro Endoscopic Laminectomy:内視鏡下椎弓切除術)は内視鏡下技術認定医2種の適応手術で、MED法と同じ器具を用います。椎弓という神経を被っている骨をドリルで削り、1cm程度の開窓(穴明け)をします。同部より各種道具を用いて神経を圧迫・狭窄している骨棘や靭帯の肥厚を取り除き神経(馬尾神経、神経根)の流れを改善します。片側から進入し両側の除圧が可能で、脊椎の支持性を温存できる小侵襲手術法です。術後翌日より歩行可能で入院1週〜10日です。MEL法は腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症(1度)、腰部変性側弯症の除圧、小侵襲固定術の除圧に適応します。


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